総務文教委員会行政視察 in熊本
蓮たかみちです。
28日から昨日9月30日まで、みどり市議会総務文教委員会で行政視察に行ってきました。視察目的は、今みどり市で大きな課題になっている新しい公共交通のしくみ作りと学校耐震化についてです。
新しい公共交通のしくみ作りについては、このブログで何回もご紹介している「デマンドバス」が今年度中には試運転開始となります。それに先がけて先進地である熊本県菊池市を視察してきました。
菊池市は阿蘇山の北西に位置する人口52,300人のまちです。いくつもの谷間でつくられた山間地域を有している点もみどり市と似通っています。
この菊池市の公共交通の考え方は、「必要なところに最低限の交通網」ということで、市内の中心地で利用者の多い主要地点だけは「べんりカー」と名付けられた巡回バスを回し、郊外や山間地ではタクシーを利用した「あいのりタクシー」を走らせています。
このあいのりタクシーは予約を入れた利用者を拾いながら市街地への一方通行で乗せていくものです。
みどり市においては、大間々以南の平地では、目的地になる施設や商店、病院が散在しているので、現在検討中の「どこでも乗れて、どこでも降りられる」デマンドバスがやはり適していると思いますが、デマンドバスが導入されない東町は、菊池市の山間地と地理的に似ているので、あいのりタクシーのような方法で山間地からわた渓の駅までを結ぶ交通を作るイメージが浮かびました。
菊池市の担当者の言うことには「地域の特性に合った公共交通」を考えることが大切だということですから、菊池市で学んだ新しい公共交通のしくみを参考にしながら、わが市に応用して提案したいと思います。
さて、次に新設小学校ですが、熊本県芦北町の佐敷小学校は耐震面、防犯面に優れ、かつ町産材を利用して建設された小学校です。
実は熊本県芦北町はみどり市との交流があるまちなんです。東町にある富弘美術館の分館が、全国で唯一芦北町に建てられています。そんな関係でお互いに共感するところあるまちでもあります。
政府の指導で、全国の学校を耐震強化することが義務付けられています。災害時の避難場所に指定される学校施設を耐震化することは当然として、佐敷小学校では、校内4ヵ所に防犯カメラを設置し、職員室で監視しています。また、各教室には防犯ベルも設置されています。さらに、ソフト面での防犯対策として「自分を守るあいさつ運動」を積極的に児童に教育しているそうです。
みどり市でも耐震化を進めていますが、併せて子どもたちを犯罪から守る対策も特に市街化進む地域ではより大切になっています。わが市では試験的に警備員を配置した学校があります。その学校では、警備員がいることの安心感は非常に大きいという評価を児童、保護者や職員から受けています。もちろんお金がかかることですから、防犯カメラと有人警備のどちらが費用対効果に優れているか検証する必要はあるでしょう。また、佐敷小で行っている「自分を守るあいさつ運動」はすぐに実践できる取り組みです。早速、市の教育委員会に視察の報告に行きたいと思います。
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