蓮たかみちです。
昨日、館林市で両毛六市市議会議長会主催の研修会が開かれ、参加してきました。
講師としてお迎えしたのは、橋本淳司先生(東京学芸大学客員准教授、アクアスフィア代表)です。橋本先生は開催地館林市のご出身で、みどり市大間々町にご親戚がお住まいだそうです。そしてなんと、橋本先生が水問題を研究テーマにされたきっかけをつくったのが大間々の親戚の「君の書いた本には、H2Oのことは書いてるが、水のことは無い」というなぞなぞのような一言だったそうです。
そして「H2O」と「水」の違いとはなんなのか?という難問の答え探しのために、日本のみならず世界各国の水辺で研究を重ねられました。
この日の研修で先生は、21世紀は「水紛争」がさらに拡大する世紀になるだろうとおっしゃいました。水は在るところには在るけど、無いところはとことん無いものだそうで、それが温暖化やダム建設、河川汚濁など様々な原因によって水の偏在化はさらに進むそうです。
国連の発表によると、2008年現在で世界人口65億人の7%に当る約5億人強が、水不足に苦しんでいますが、約40年後の2050年には、世界人口91億人に対する44%、実に40億人強の人々が水不足に直面します。
世界の国々では、国家を挙げて水問題に取り組んでいます。しかし日本は、四方を海に囲まれ、1年を通して雨が降る非常に水に恵まれた珍しい地域です。そのために僕たち日本人は水に対して問題意識をもちにくい環境でもあるようです。
橋本先生からは地球規模の大きな話に続いて、両毛地域のお話もいただきました。皆さんご存知でしょうか?みどり市は渡良瀬川の最上流、水源地域であるのに両毛六市中最も水道料金が高いのです。月の水道料で最も安い佐野市との差は600円以上!!
これは水道料金が、水をつくるために必要な経費を利用者数で割った金額に設定されているために、浄水施設のコストや人口規模が料金を大きく左右しているためです。
水は生命の源です。安全で美味しい水を安く飲むためにはまず、きれいな原水。そして安くて安全な浄水法だそうです。きれいな原水を守るためには、各家庭での台所排水に気をつけることが一番ですが、浄水法で今見直されているのは、昔ながらの自然の力を利用した「緩速ろ過方式」、簡単に言うと砂ろ過という浄水方法だそうです。
水源地域に生まれ育ち日頃から水に囲まれて、水不足とは無縁に生活していますから、橋本先生のお話は目からうろこの連続でした。みどり市では現在東町小中に新しい浄水施設を建設中です。僕たち市民が安心で安価に美味しい水が飲めるように、水に関する勉強も積まなければ!!
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