野党はどう再建するのか
蓮たかみちです。
日本の戦後政治史上初めて選挙で第1党に選ばれた政党によって、政権交代が実現したあの夜から1ヶ月が経ちました。矢継ぎ早に繰り出される民主党政権の改革方針に、マスメディアも国民も注視してきた1ヶ月でした。
シルバー・ウィーク休日返上で政権の基盤固めに汗をかく新大臣たちが報道される中、おそらく結党史上最も地味であろう自民党総裁選挙が行われ、谷垣貞一新総裁が誕生しました。野党に転落した自民党の総裁としては河野洋平さんに継いで二人目だそうですが、第一党を堅守した当事とは自民党を取り巻く状況も違うことは間違いありません。
僕自身も民主党政権に国家再建の望みを託し、その政権運営を期待を持って注視している一人ですが、実は自民党が野党としてどのように再建するかにも大いに注目しています。
こう書くと大上段からの物言いになっていしまいますが、本音を言うと政権交代の実感があまりないのです。政治家にとって選挙の時に感じる肌の記憶は、その時その時の時代や世論を刻み付けてくれるものだと思っています。しかし、今回は病気治療のために入院していたので、政権交代の躍動感を肌で感じることができませんでした。ですから今でも実感が乏しいのです。
逆に、自民党の落選議員が議員会館を追われ、秘書たちを解雇し、自らも政界での再起を期し臥薪嘗胆の4年間を過ごすのか、新しい人生を歩むのかを迫られる姿をブラウン管で見て、4年前郵政選挙で焼き付けた、肌のひりつくあの夏の悔しい記憶が呼び覚まされました。
学生時代。政治家を志したときから、僕はこの国には選挙による政権交代が必要だと考えてきました。それが実現した今、新政権がマニフェストを実行することはもちろんですが、政権に対するもう一方の役者である野党が健全でなければならないとも考えます。
今回の選挙で自民党の志の高い若い有為の人材が多く落選の苦汁をなめました。彼らを今後の4年間どのように処遇するのか。そこに自民党の器量が試されると僕は思っています。若い人材を党中央での政策立案機能として補完したり、また地方組織の中で切磋琢磨させたり。60年間この国を造ってきた自民党には、政権交代の受け皿となりうる野党として、次代の人材を補完し育成する役割もあると思います。
鳩山民主党のマニフェスト実現はもちろん、「まだ国民が見えないのか」とマスメディアで叩かれ続けてはいますが、谷垣自民党の今後の党再建方針にも改めて注目していきたいと思います。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


![[NPO法人ドットジェイピー]日本最大の議員インターンシップ](http://www.dot-jp.or.jp/link/dot_jp150_50.jpg)
最近のコメント