臨時教職員の悩みや課題を協議しました 群馬県教育研究集会
蓮たかみちです。
高崎労使会館で行われた群馬県教職員組合による群馬県教育研究集会に参加しました。僕は、その中で臨時教職員の悩みや課題を話し合う分科会に出席し、現役の臨時教職員の先生たちと意見交換をしました。
群馬県では約2,000人の教職員が群馬県教育委員会や市町村教育委員会に毎年非正規雇用されています。この非正規雇用されたいわゆる臨時教職員の先生たちは、工場などで臨時的に雇用されている派遣社員と同じように、不安定な雇用条件や薄い福利厚生など決して十分とは言えない労働環境で働き、中には正規職員以上の責任ある立場で教鞭を執っている臨時教職員もいます。
臨時教職員と言ってもその任用形態には様々あり、簡単に分ければ正規教職員が病気や出産、研修などのために仕事ができない時、リリーフとして登板する臨時教職員と、生徒数の増減などによって学級数が変わったり、少人数学級教育や過疎地などで特定の科目について教職員が必要なために臨時教職員が派遣される場合に分けられるようです。
前者と後者の大きな違いを野球にたとえれば、正規教職員の代打か、それとも指名打者として先発出場かというところでしょう。ちなみに後者のような雇用は、群馬県では関東他都県よりも多用されていて、特に東京都や神奈川県ではほとんどされていないそうです。そして僕はここに群馬県の教員採用の大きな欺瞞があると思います。
僕はかねてから現代の学校の先生は働きすぎで、公教育をより充実させるためには学校の先生を増やす必要があると考えています。しかし、指名打者のような形で臨時教職員が群馬県において多用される背景には、教職員の複雑な配置換えを簡単に処理するために、臨時教職員があたかも安全弁のように利用されていると思えるのです。
正規であろうと臨時であろうと、子どもたちからすれば同じ先生です。先生たちが後顧の憂いなく子どもたちの教育に集中できるような環境を整えることが大切だと僕は思います。
今日は臨時教職員の先生たちの生の声を聞き、改めて学校の先生の労働の見直しが必要だと痛感しました。
しかし学校の先生は県の管轄。市では抜本的な改革案を打てないのがもどかしい・・・。
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